高品質な冷凍機システムを
効率的につくり上げる
日本熱源システムに入社した動機は?
長年工場で製造職を務めてきて、「ものづくり」について深く考えたことがきっかけでした。自分の手や機械でものを作り、それらを製品として仕上げ・出荷し、お客様に喜んでもらえる。そこまでを一貫して経験できる「ものづくり」に携わりたくて当社に入社しました。また、夜勤などの交代勤務がなく、ワークライフバランスが取りやすい点にも魅力を感じました。
現在の仕事内容を教えてください
滋賀工場の製造部には主に、配管やパーツを作る「組付け」、配管をつなぐ「溶接」、計器類や細い配管をつけて製品を仕上げる「計装」といった3種類のグループがあります。初めはバラバラの部品を、各グループで連携して、1つの大型産業用冷凍機システムとして完成させます。現在、私は計装グループのリーダーを担当し、製造の最終工程や出荷準備を行っています。
製造部の仕事の難しさ、大変なことは?
当社のCO2冷凍機は冷媒の圧力が非常に高いため、組み立てるシステムには高耐久性・高品質、複雑な技術が求められます。とりわけ配管の溶接には相当な技術力が必要で、一朝一夕にはそのスキルを習得することはできません。粘り強くやり続けて、経験を積んでいくことが大切です。プレハブ配管などは検査カメラを使った内作チェックによる品質確認が欠かせません。
日本熱源システムだからこそ経験できることはありますか?
自分のやりたいことに挑戦しやすく、自分で仕事の幅を広げていける環境だと思います。たとえば、納期までの進行管理も、状況にあわせてやるべきことを見極めてボトムアップ形式で提案し、より効率化できるよう心掛けています。時間に余裕ができれば別の仕事にも取り組めますし、私自身はこれから後輩社員の育成にも力を入れていきたいです。
社内の環境、雰囲気を教えてください
「工場なのにすごくキレイ」というのが私の日本熱源システムの第一印象。工場特有の汚れや臭いがないだけでなく、工具がひとつひとつ整理整頓され、物の管理の仕方が行き届いていると感じました。入社当初こそ少し委縮していましたが、そんな気持ちをわかってくれる人、話しやすい人がたくさんいる会社です。和気あいあいとコミュニケーションを取りながら楽しく仕事に打ち込めます。
オフの過ごし方は?
日本熱源システムに入社後は、家族と過ごす時間が増えて充実しています。昨年、2 人目の子供が産まれたときには育児休暇を2週間取得しました。また、社宅で暮らすミャンマー人の社員たちが活発で、お誘いがある日は飲み会にも参加します。